米国PERF源流の根管治療 熊谷市桶川坂詰歯科
- 根管治療
米国PERFから学んだマイクロスコープ根管治療
当院で行っているマイクロスコープを用いた根管治療。
私がこの治療を学んできた背景には、米国Pacific Endodontic Research Foundation(PERF)から続く学びの流れがあります。
今回は、私がどのようにマイクロスコープ根管治療を学び、現在の診療につなげてきたのかをご紹介します。
私の師匠、中川寛一先生
私が歯内療法を学んできた師の一人が、元東京歯科大学歯内療法学講座主任教授の中川寛一先生です。
中川先生は1993年、米国でマイクロサージェリーのコースを受講し、その後も渡米を重ね、米国PERFのインストラクター資格を取得されています。
そして、日本におけるマイクロスコープを用いた歯内療法の教育・普及に長年携わってこられました。
米国PERFとマイクロスコープ根管治療
PERF(Pacific Endodontic Research Foundation)は、Gary B. Carr先生によって米国サンディエゴに設立された、歯内療法の研究・教育を目的とする組織です。
PERFの大きな特徴の一つが、歯内療法へのマイクロスコープの応用です。
現在ではマイクロスコープは歯内療法のさまざまな場面で活用されていますが、その発展にPERFが果たした役割は大きなものがあります。
中川先生はそのPERFで学び、2011年、Carr先生の了承を得てPERF-JAPANを開設しました。
2017年、PERF-JAPANで学び始める
私は2017年からPERF-JAPANで研修を受けるようになりました。
マイクロスコープは、購入しただけで治療が変わる機器ではありません。
「何を見るのか」
「見えたものをどう判断するのか」
「どのように器具を動かすのか」
「どこまで介入し、どこで止めるのか」
こうした考え方と技術を学び、日々の臨床の中で積み重ねていく必要があると私は考えています。
2019年、米国PERFへ
そして2019年。
私は中川寛一先生とともに米国PERFを訪れ、研修の機会を得ました。
私にとってこれは、単に海外で講習を受けるというだけの経験ではありませんでした。
自分が日々使用しているマイクロスコープを用いた歯内療法が、どのような研究や臨床的な考え方の中で発展してきたのか。
その歴史と考え方を現地で学ぶ貴重な機会となりました。
この経験は、現在の私の根管治療に対する考え方にもつながっています。
学ぶ側から、伝える側へ
その後も、根管治療について学びながら日々の臨床を続けてきました。
現在では、私自身も年間30回程度、全国の歯科医師を対象として、マイクロスコープを用いた根管治療などについて講演や実習を行っています。
かつて私自身が教えていただいたように、今度は自分が臨床で経験し、考えてきたことを他の歯科医師へ伝える立場にもなりました。
行田市で毎日行っている臨床から得た経験を、全国の歯科医師へ伝えていく。
それも現在の私にとって、大切な仕事の一つです。
大切なのは「資格」ではなく、その先の臨床
海外で研修したことや、認定を受けたことだけで、治療結果が保証されるわけではありません。
マイクロスコープやCBCTを使用すれば、必ず歯を残せるということでもありません。
根管治療には限界があり、十分な処置を行っても治癒しない場合や、歯の保存が困難な場合もあります。
私が大切にしているのは、これまで学んできた知識や技術を、目の前の患者さんの一本の歯にどう生かすかということです。
米国PERFから中川寛一先生へ。
そして中川先生から私たち次の世代へ。
そこで学んできた考え方を、ここ行田市での毎日の診療に生かしていく。
そして、自分自身も学び続けながら、次の歯科医師へ伝えていく。
それが、私が目指しているマイクロスコープ根管治療です。
当院の精密根管治療について
当院の精密根管治療は自由診療です。
根管治療は100%の治癒や歯の保存を保証するものではありません。歯の状態によっては症状や根尖部病変が改善しない場合や、外科的歯内療法、抜歯などが必要になる場合があります。
治療内容、費用、標準的な治療期間・回数、主なリスクについては、診査・診断後にご説明します









