当院のマイクロスコープと設備|歯を抜く、神経を抜くと言われお悩みの方へ|根管治療・歯髄保存ガイド

当院のマイクロスコープと設備|歯を抜く、神経を抜くと言われお悩みの方へ|根管治療・歯髄保存ガイド

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当院のマイクロスコープと設備

当院のマイクロスコープ

カールツァイス社プロエルゴを使用

当院ではマイクロスコープは三台ありますが、精密根管治療ではカールツァイス社「プロエルゴ」というマイクロスコープを使用します。プロエルゴは歯科用で販売されている物では高い精度の機種となります。
当院の仕様はキセノンライト、フットコントロールシステムを追加しさらに精密に歯の内部を見ることが可能です。

アームは電磁ロック制御システムがついており、治療を行っている歯が動き画面の外に出ても、それをすぐに追ってとらえることが可能です。
それによって治療も非常にスムーズに終えることができます。

またプロエルゴにはソニーα7s2という高画質なカメラも搭載しておりますので、治療後に綺麗な画質で治療中の動画や写真をお見せし説明することが可能です。

歯科用CT

CT画像診断

CT撮影は正確な診断、質の高い治療を可能にします。

従来のX線写真は、診断に限界がある

  • いままで根の治療の成功率が低い理由のひとつ
  • 痛みの原因の歯がわからない!通常のX線写真では判断つかない!とりあえずやってみよう。しかし、なかなか治らない。原因の歯は隣の歯だった…
  • しかし、医療ミスではないと思っている。原因の歯がわからなかったら、順番につぶしていくしかない
  • しかし、患者様は余計な診療費、余計な通院治療時間を消費

正確な画像診断は患者様にとってのメリット

2017年のRodriguezの研究によると、普通のX線写真を撮影したあとに、CTを撮影をした場合49.8%の症例で治療計画を変更したと報告があります。
つまり、言い換えると約半分の歯で普通のX写真で写らなかったものがCTでは写ったということです。
正確な診断が困難と判断された歯にはCT撮影を行っており、機種としてはRF社製のNAOMIを使用して、撮影、画像診断にあたっています。

CTに関しての様々な考え方

一方で、様々問題も存在します。保険を使用してCT撮影できるのはごく一部なのです。保険によるCT撮影は現状非常に規制が厳しいのです。
可能であれば保険を使用してCTを撮影しますが、保険が使用できなかった場合、そして質の高い診断と治療を患者様が希望された場合は自費診療(1症例:17600~22000円(税込))でお受けさせていただきます。
また、当院に前医によるCTデータを持ち込まれた際、そのデータが正しく再生されない場合、精密な診断ができない画像であった場合は、当院で再度CTを撮り直しをいたします。
ご協力の程よろしくお願いいたします。

ニッケルチタンファイルの使用

ニッケルチタンファイルとは

ファイルとは、歯の内部を削るしなやかなドリルです。
当院では歯の内部のトンネルをNITI (ニッケルチタン)ファイルで広げ、汚れも一緒に取ります。
当院で使うNTTIファイルは質の高い根管治療を行うには必ず必要な器具です。このNITIファイルは折れるというリスクがあり、非常に扱いが難しい道具でもあります。

当院では、様々なメーカーのファイルをそろえゴルフクラブのように、要所で使いわけを行います。
より繊細な治療を行うにはこの使い分けも必要です。

ニッケルチタンファイルシステム参考動画

スプリングバック現象

ニッケルチタンファイルのデメリットである現象です。この現象があるためニッケルチタンファイルでも湾曲した根管の形成にエラーが生じます。また、根尖の微小亀裂の原因にもなります。しかし、現在ではスプリングバック現象がないニッケルチタンファイルも発売されています。

スプリングバック現象のないニッケルチタンファイル

湾曲した根尖に力をかけない(スプリングバック現象のない)ニッケルチタンファイルも発売されています。 WaveOneGold、ボルテックスブルー、HyFlex、レシプロックブルーなどが現在発売されており、当院でも湾曲した根管には使用しています。

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