3分でわかるマイクロスコープを使った根管治療
マイクロスコープを使った根管治療
STEP1
唾液の中の悪玉細菌が治療の失敗を引き起こし、膿や痛みの原因になるため、ラバーダム防湿を行い歯の内部への唾液の侵入を防ぎつつ治療します。
STEP2
歯の中をマイクロスコープを使い、しっかり見ながら神経の残骸・ヘドロを徹底的に綺麗にします。
STEP3
痛みや腫れの原因である「神経の残骸、汚れの取り残し」の有無をマイクロスコープで確認します。中の汚れがしっかり取れたら、フタをする準備です。
STEP4
質の悪い被せ物は、根本から細菌の侵入を許します。再感染すると、再度膿がたまってしまいます。そうなりずらいように、できる限り歯に適合性のある被せ物でフタをします。可能であれば、セラミックスなど、適合性、耐久性を両立した被せ物がより歯を長持ちさせます。
従来の肉眼での根管治療
STEP1
唾液の中の悪玉細菌が治療の失敗を引き起こし、膿や痛みの原因になるため、ラバーダム防湿を行い歯の内部への唾液の侵入を防ぎつつ治療します。
STEP2
肉眼では歯の内部は確認できません。拡大鏡で歯の内部を見たとしても正確には把握できません。ですので、手先の感覚で「根拠のない勘」にたよりお掃除を行います。どこに汚れが残っているのかさえもわかない状態で治療を行います。
STEP3
どのタイミングで治療を終わらせればよいのか、判断がつきません。肉眼下での治療では歯の症状が治まってきたら根の治療を終わらせます。しかし、実際はたくさん汚れが残っている可能性があります。
STEP4
銀歯はあくまで一時的に咬むための物です。細菌の再感染予防の概念はありません。皆さんも経験ありませんか?根の治療を行った後、膿がたまって痛みの出る歯はたいてい銀歯です。