家族に受けさせたくない根管治療の先生 熊谷市桶川市坂詰歯科
- 根管治療
家族に受けさせたくない根管治療の先生
もし自分の家族が根管治療を受けるとしたら、どのような歯科医師に任せたいでしょうか?
私は、根管治療において、技術や設備と同じくらい大切なものがあると考えています。
それは、歯科医師としての誠実さ、説明責任、そして患者さんに向き合う姿勢です。
今回は、私自身が家族の治療をお願いする際に、慎重に判断したいと考える歯科医師の特徴を3つお話しします。
① 前医や他院の治療を批判し、自分の治療を良く見せる先生
「前の先生の治療が悪かった」
「私ならこんな治療はしない」
このように、他の歯科医師の治療を強く批判する説明を聞いたことはありませんか?
もちろん、過去の治療に問題が認められる場合もあります。その事実を患者さんに説明することは大切です。
しかし、前医の治療を批判することと、自分の治療の優秀さを証明することは、まったく別の話です。
歯科治療には、それぞれの診療環境や治療条件、患者さんの事情があります。
その背景を十分に確認せず、一方的に前医を否定する姿勢には、私は疑問を感じます。
また、他人の責任を強調する先生が、自分の治療で予期しない問題が起きた際に、どのように対応するのかも気になります。
私は、他院の治療を尊重しながら、現在の状態を客観的に説明できる歯科医師に家族を任せたいと思います。
② 「根管治療は簡単」「必ず治る」と説明する先生
根管治療は、非常に難しい治療の一つです。
歯根の形態、細菌感染の状態、過去の治療歴、歯根破折の有無などによって、治療の難易度や予後は大きく変わります。
専門的な知識や技術を持つ歯科医師が治療を担当しても、すべての歯を治せるわけではありません。
それにもかかわらず、
「私なら必ず治せます」
「この程度の根管治療は簡単です」
と、十分な診査・診断やリスク説明をせずに断言する先生であれば、私は慎重になります。
本当に大切なのは、成功する可能性だけでなく、治らない可能性も正直に説明することです。
さらに重要なのは、治療が期待どおりに進まなかった場合の対応です。
根管治療では、治療後に症状が残ることや、病変が改善しないこともあります。
その際に、患者さんのせいにしたり、問題を認めずに説明を避けたりする姿勢は、望ましいものではないと考えています。
私は、自分の治療にも限界があることを理解し、問題が生じた際には誠実に説明し、次の治療選択肢を提示できる歯科医師を信頼します。
③ 保険診療と自由診療の説明が不明確な先生
これは、患者さんが歯科医院を選ぶ際に、特に確認していただきたい点です。
例えば、
- ホームページでは保険診療で受けられると思ったのに、受診すると自由診療の説明を受けた。
- 保険診療で根管治療を開始した後に、特定の器具や材料の使用について追加費用を案内された。
- 自由診療の費用や治療内容について、事前に十分な説明がなかった。
このような場合には、診療内容や費用の取り扱いについて確認することが大切です。
自由診療そのものが問題なのではありません。
また、保険診療から自由診療への変更や、自由診療の提案がすべて違法になるわけでもありません。
ただし、保険診療と自由診療の併用には制度上の制限があり、診療内容によっては認められない場合があります。
また、医療機関のホームページには医療広告に関する規制が適用され、自由診療の広告では、治療内容や費用、主なリスク・副作用などについて適切な情報提供が求められます。
患者さんが十分に理解し、納得したうえで治療方法を選べることが重要です。
私は、治療費や診療制度についても、患者さんに分かりやすく説明する歯科医師に家族を任せたいと思います。
最後に:私が家族の根管治療を任せたい先生
私が大切にしているのは、単に根管治療の技術が優れているということだけではありません。
前医を尊重すること。
治療の限界やリスクを隠さないこと。
問題が起きた際に、誠実に対応すること。
治療費や治療方針を明確に説明すること。
このような姿勢を持つ歯科医師に、私は家族の治療をお願いしたいと考えています。
根管治療は、歯の将来に関わる大切な治療です。
だからこそ、患者さんには設備や治療方法だけでなく、「誰に治療を任せるのか」という視点も大切にしていただきたいと思います。
坂詰歯科・矯正歯科では、こうした考え方を大切にしながら、治療前の診査・診断と説明に取り組んでいます









