治療に向かないマイクロスコープ 熊谷市深谷市マイクロスコープ根管治療坂詰歯科
- 根管治療
ぬ治療に向かないマイクロスコープ?
―「ネクストビジョン」を例に、マイクロスコープの違いを考える―
「マイクロスコープを使って根管治療をします」
そう説明されたら、多くの患者さんは、
「顕微鏡を使った精密な根管治療をしてもらえる」
と考えると思います。
しかし、ここで知っていただきたいことがあります。
「マイクロスコープ」と呼ばれる機器にも種類があり、すべてが同じ構造・性能・用途を想定したものではありません。
その一例が、当院でも所有している株式会社ヨシダの「ネクストビジョン」です。
当院にも「ネクストビジョン」はあります
ネクストビジョンは、拡大された術野をモニターで観察したり、写真・動画として記録したりできる非常に便利な機器です。
当院でも所有しています。
ただし、当院では役割を明確に分けています。
ネクストビジョンは主として観察・記録などに活用し、精密根管治療そのものを行う際のメインの治療用顕微鏡としては使用していません。
なぜでしょうか。
私たちは、
「拡大して見える機器」と「難しい顕微鏡歯科治療を行うために選択する手術用顕微鏡」は、同じように考えるべきではない
と考えているからです。
日本顕微鏡歯科学会の認定制度も確認してみましょう
ここには、もう一つ興味深いポイントがあります。
日本顕微鏡歯科学会には、顕微鏡歯科治療について研鑽を積んだ歯科医師を認定する「認定医制度」があります。
この認定制度では、症例審査などに使用する顕微鏡について基準が設けられています。
したがって患者さんが顕微鏡歯科治療を希望するのであれば、
単に「マイクロスコープがあります」という表示だけを見るのではなく、その機器がどのようなタイプなのか、そして誰がどのように使用するのかまで確認すること
が重要です。
同じヨシダでも、顕微鏡歯科治療を想定した別の選択肢があります
株式会社ヨシダでは、ネクストビジョンだけではなく、歯科用手術顕微鏡として「プレシジョン」などの機器も取り扱っています。
つまり、
「拡大して見る」という目的だけで、すべての機器を同じものとして比較することはできません。
それぞれに特徴と役割があります。
これは「ネクストビジョンが悪い機械」という話ではありません。
当院自身が所有しているように、用途によっては非常に便利な機器です。
大切なのは、機械にはそれぞれ適した役割があるということです。
「マイクロスコープ使用」の一言で終わらせない
もしあなたが、
「難しい根管治療だから、しっかりと顕微鏡を使って治療してほしい」
と希望して歯科医院を探しているのであれば、
「マイクロスコープはありますか?」
だけではなく、
「根管治療では、どのメーカー・どの機種を使用しますか?」
まで聞いてみてもよいと思います。
さらに、
「その機器を日常的に使っている先生ですか?」
「日本顕微鏡歯科学会などの認定資格はありますか?」
まで確認すれば、より多くの情報を得ることができます。
当院では、難しい精密根管治療については、ネクストビジョンではなく、治療用として選択した手術用顕微鏡を使用しています。
大切なのは「マイクロスコープあり」ではありません
これからの歯科医院選びでは、
「マイクロスコープ完備」
という言葉だけでは、情報として十分ではないかもしれません。
重要なのは、
どのマイクロスコープなのか。
誰が使うのか。
何のために使うのか。
実際の根管治療で使用するのか。
というところまで確認することです。
「マイクロスコープを使った根管治療を受けたい」のであれば、機械の名前、担当歯科医師の資格まで調べてみる。
それも、より良い顕微鏡歯科治療を受けるための医院選びの一つだと、当院では考えています









