当院の根管治療前説明は45分程度 熊谷市桶川市羽生市加須市鴻巣市坂詰歯科
- 根管治療
当院の根管治療の説明は45分程度
当院には、根管治療についてお悩みの患者さんが多く来院されます。
その中で、よく耳にする言葉があります。
「前の歯科医院では、根管治療についてあまり説明がありませんでした」
「なぜ治らないのか、よく分からないまま治療を受けていました」
「何回くらい治療するのか、いつ終わるのか分かりませんでした」
しかし、ここで私がお伝えしたいのは、説明が少なかったからといって、前の歯科医院や歯科医師が悪いとは限らないということです。
むしろ、前の先生を責めないでいただきたいと思っています。
保険診療では「説明に45分」という時間を確保することは簡単ではありません
根管治療は、非常に複雑な治療です。
なぜ痛みが出ているのか。
なぜ治療が長引いているのか。
根の中はどのような状態なのか。
治療によってどの程度改善が期待できるのか。
何回くらい治療が必要なのか。
もし治らなかった場合、次にどのような選択肢があるのか。
これらをCTやレントゲン、マイクロスコープの画像などを用いながら一つひとつ説明していけば、当然ながら時間がかかります。
しかし、保険診療には診療時間そのものに対して十分な診療報酬が設定されているわけではありません。
そのため、通常の保険診療の中で、歯科医師が一人の患者さんに30分、45分と時間を確保し、治療を行わず説明やカウンセリングだけを十分に行うことは、医院運営上も現実的には難しい場合があります。
これは歯科医師の「説明する気持ち」の問題だけではなく、日本の保険診療という制度の中で生じる時間的な制約でもあります。
当院でも、保険診療の中ですべての患者さんに45分程度のカウンセリング時間を確保することはできません。
特に「痛みが長く続いている方」は、説明に時間が必要です
さらに難しいのが、何か月も痛みが続いている患者さんです。
歯の痛みのすべてが、単純に「根の中に細菌がいるから痛い」というわけではありません。
長期間痛みが続いている場合には、通常の歯科的な原因だけではなく、神経障害性疼痛や痛覚変調性疼痛など、慢性疼痛の可能性について検討する必要がある場合があります。
このようなケースでは、レントゲンを見て数分で説明して終わり、というわけにはいきません。
これまでの治療経過、痛みの性質、痛みが出る時間、日常生活への影響などについて詳しくお話を伺い、患者さんにも現在考えられる状態を理解していただく必要があります。
つまり、診断だけではなく「話を聞くこと」「説明すること」そのものが重要になるのです。
ところが、このような長時間のカウンセリングについて、保険診療だけで十分な時間を確保することには限界があります。
「もっと詳しく説明してほしい」に応えるために
「自分の歯が今どうなっているのか、しっかり知りたい」
「本当にもう一度、根管治療をするべきなのか相談したい」
「抜歯と言われたけれど、残せる可能性がないか詳しく調べてほしい」
「治療を始める前に、成功率やリスク、治療回数、治らなかった場合の次の選択肢まで聞いておきたい」
こうしたご希望に対して、当院では保険診療という枠を超えて十分な時間を確保する必要がある場合、自由診療として精密診査・カウンセリング・セカンドオピニオンを行っています。
根管治療に関する当院のカウンセリングでは、症例によって異なりますが、説明だけで45分程度かかることも珍しくありません。
私たちは、単に「治療できます」「できません」とお伝えするだけではなく、
なぜその診断になったのか。
どのような治療方法が考えられるのか。
どのくらい歯を残せる可能性があるのか。
治らなかった場合には、次にどのような選択肢があるのか。
そこまで患者さんに理解していただいたうえで、治療を選択していただくことを大切にしています。
説明にも、時間が必要です
より丁寧な医療を求めるとき、「治療技術」や「設備」だけに目が向きがちです。
しかし私たちは、診査・診断、そして患者さんが納得するまで説明するための時間も、精密な根管治療を支える大切な要素の一つだと考えています。
前の歯科医院で説明が少なかったとしても、それだけで前の先生を責める必要はありません。
保険診療には保険診療の役割と限界があります。
そのうえで、
「もっと詳しく自分の歯について知りたい」
「時間をかけて歯科医師に相談したい」
「治療を受けるかどうかも含めて、一度きちんと整理したい」
という患者さんのために、当院では自由診療による精密診査・カウンセリング・セカンドオピニオンという選択肢をご用意しています。
治療を始める前に、まず自分の歯の状態を知る。
それも、歯を長く残すための大切な治療の一部だと私たちは考えています









