深谷市鴻巣市根管治療マイクロスコープ 坂詰歯科医院 日本顕微鏡歯科学会認定医 MMC×3|歯を抜く、神経を抜くと言われお悩みの方へ|根管治療・歯髄保存ガイド

深谷市鴻巣市根管治療マイクロスコープ 坂詰歯科医院 日本顕微鏡歯科学会認定医 MMC×3|歯を抜く、神経を抜くと言われお悩みの方へ|根管治療・歯髄保存ガイド

  • 0485563620

症例集

カテゴリー:

深谷市鴻巣市根管治療マイクロスコープ 坂詰歯科医院 日本顕微鏡歯科学会認定医 MMC×3

  • 根管治療
  • before

  • after

年齢: 40代
性別: 女性
主訴: 歯を長持ちする治療をしてほしい  必要であれば、ラバーダム防湿、マイクロスコープ根管治療をしてもってもかまわない
治療: ラバーダム防湿、マイクロスコープを使用した精密な再根管治療
治療期間・回数 根管治療2回で完了  被せ物2回で完了  合計4回
注意点 治療を始めるきっかけになったのは、現状装着されているかぶせ物にずれが生じてきているからだ。かぶせ物はのずれを放置ちていると最悪再治療が困難になってしまう。当院ではかぶせ物がある程度、ずれが生じたら、痛みがなかったとしても治療の提案はしている。しかし、現状症状はないのだが、CT撮影を行ってみると、根尖に炎症を認めた。症状はなく。大きく悪化はしていないので。この病変をかぶせ物を治療する際一緒に治療するかどうかの議論がある。なぜかと、いうと、次に作成するかぶせ物はこの歯にとって最後の治療である。かぶせ物を行った際、病変が悪化したら、抜歯になってしまう。当院でこういう状況では症状が無かったとしても再根管治療を提案している。なぜかというと、当院の方針はいきなり抜歯してインプラントではなく。まず、自分の歯を長く持たせることが方針だからだ。
備考 本症例は動画で解説する。本症例は歯を抜かずラバーダム防湿マイクロスコープを使った根管治療で歯を残した。症状が無い歯の再根管治療は実は非常にリスクのたかい治療である。中途半端に治療すると悪化させてしまうからだ。実は日本の保険診療において、神経が死んでいる歯のかぶせ物のやり直しをする際、ほとんどのケースは再根管治療は行わないと思う。それは、治療を行ってもうまくいかないことが多いからだ。なので、当院ではマイクロスコーププロエルゴを必ず使用し、日本顕微鏡歯科学会認定医が必ず根管治療を行う。

治療中の動画は以下で解説する

本症例は、近心中央根(MMC)が複数存在する。

MMCは20代から30代であれば20~30%の頻度で発生する。このMMCは大学教育では教わっていない隠された根管である。

根管治療はすべての根管の中の汚れを取ることで病変ができず、成功するが、

この歯に限っては非常に成功率は低い。2022年の菅原らによると70%以上病変化がおきてしまう。

私は下顎大臼歯の成功率が低いのはMMCなど根管形態が以上に複雑であることに起因すると思われる。

私の経験上、とくに再根管治療となった際の歯にはほとんどMMCは存在すると感じている。

当院では、さまざま歯科院の先生から再根管治療にお依頼を受けるが、多くの症例でMMCを発見しきれいに清掃できれば治癒にいたる。

いわゆる、根管治療専門医の先生は再根管治療を行っても、治癒しない場合は歯根端切除術で対応することが多いが、

私の経験上、MMCを確実に清掃できれば、治癒率は非常にたかいと思う。

 

現状MMCを処理するためのマニュアルは存在しない。非常にMMCを処理するのは困難である。

私は、ここら辺は専門分野なので、処理できることが多い。

MMCは存在するといわれているが、MMCは基本は複数そんざいすると思って良いと思う。本症例も大きなMMCは3つ存在する。

さらに、MMCを形成すると、イスムス(イスマス)の感染源も一緒に除去できる。

本症例は、MMCが発見できたら、MMCの内部に第二、第三のMMCが発見できた。

 

もし、下顎大臼歯の再根管治療を行うときは、担当のドクターに、ラバーダム防湿を行うか、マイクロスコープを使用するか、資格をもった人間が行うか、自費診療で行っているか(保険診療では再根管治療をスムーズに行うことは私は不可能だと思う)を確認をとってみるのも良いかもしれません。

 

 

ページトップへ戻る