長引く根管治療の適切対応(慢性疼痛) 熊谷市鴻巣市根管治療マイクロスコープ坂詰歯科|歯を抜く、神経を抜くと言われお悩みの方へ

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コラム

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長引く根管治療の適切対応(慢性疼痛) 熊谷市鴻巣市根管治療マイクロスコープ坂詰歯科

  • 根管治療

長引く根管治療への対応

― 3か月以上続く痛みは、「歯の中だけ」が原因ではないかもしれません ―

「根管治療を何度も繰り返しているのに、痛みがなくならない」

「もう何か月も同じ歯を治療している」

「レントゲンでは問題ないと言われるのに、ずっと痛い」

このような場合、私たちが注意していることがあります。

それは、痛みの原因が必ずしも根管の中にあるとは限らないということです。

根管治療が長引く患者さんの中には、通常の根管治療だけでは解決しにくい「慢性疼痛」が関係している場合があります。

「神経障害性疼痛」「痛覚変調性疼痛」という痛みがあります

歯科の痛みというと、

「虫歯がある」
「根の先に炎症がある」
「歯が割れている」

といった、目で確認できる原因を想像されると思います。

しかし、痛みにはそれだけでは説明できないものがあります。

代表的なものが、

・神経障害性疼痛
・痛覚変調性疼痛

などです。

これらはいわゆる「慢性疼痛」と関連する重要な病態です。

簡単にいえば、歯そのものの問題だけではなく、痛みを伝える神経や、脳を含めた痛みの情報処理の仕組みそのものが関係している可能性がある状態です。

そのため、歯だけを見て、根管治療を繰り返しても改善しないことがあります。

3か月以上続く痛みは「黄色信号」、場合によっては「赤信号」

当院では一つの目安として、

「痛みや根管治療が3か月以上続いている」

という場合には、少し慎重に考える必要があると考えています。

もちろん、3か月を超えたから必ず慢性疼痛というわけではありません。

難しい根管治療では治療期間が長くなることもありますし、根尖部の炎症、歯根破折、根尖外感染など、別の原因を調べなければならないこともあります。

しかし、

何か月も治療しているのに痛みが変わらない。
治療を繰り返すたびに、さらに痛みが気になる。
画像では大きな異常がないのに痛みだけが続いている。

こうした場合には、「もう一度根管治療をする」という判断だけではなく、そもそも本当に歯が痛みの原因なのかを見直す必要があります。

3か月を超えて痛みが続くのであれば、私たちは「黄色信号」、状態によっては「赤信号」と考え、早めに専門的な評価を受けることをおすすめします。

良い根管治療とは「根管だけを治療できること」ではありません

マイクロスコープを使える。

CTを撮影できる。

難しい根管を見つけられる。

もちろん、これらは非常に大切です。

しかし、長引く痛みを診るためには、それだけでは十分ではありません。

「治療するべき歯」と「これ以上治療を繰り返してはいけない可能性のある歯」を見分けることも、根管治療では非常に重要です。

より良い根管治療を希望されるのであれば、根管の中だけを見るのではなく、神経障害性疼痛や痛覚変調性疼痛など、慢性疼痛についても理解し、必要に応じて対応・紹介できる歯科医師を探すことも大切だと当院では考えています。

慢性疼痛では「治療を追加する」より「お話を聞く」ことが重要になることがあります

慢性疼痛が疑われる場合、通常の歯科治療とは対応方法が大きく変わります。

場合によっては、歯を削ったり、根管治療を繰り返したりするのではなく、痛みの仕組みについて患者さんに理解していただき、生活状況や痛みに対する考え方などを丁寧に確認していくことが重要になります。

その初期対応の一つとして、認知行動療法的な考え方を取り入れたカウンセリングなどが必要になることがあります。

こうした対応には十分な診察・説明時間が必要です。一方、通常の根管治療を行う歯科保険診療の枠組みでは、長時間のカウンセリングそのものを中心とした診療には制約があります。

そのため当院では、必要に応じて自由診療として時間を確保し、慢性疼痛を考慮した診査・説明・カウンセリングに対応しています。

また、症状や重症度によっては、歯科だけで抱え込むのではなく、医科や慢性疼痛を専門とする医療機関へご紹介することもあります。

「治らないから、さらに治療する」とは限りません

痛みが続けば、患者さんは当然、

「まだ根の中に悪いところが残っているのではないか」

と心配になります。

しかし、そこで原因を十分に見極めないまま治療を繰り返すことが、必ずしも正解とは限りません。

治療を続ける勇気と同じくらい、いったん治療を止めて、痛みの原因を考え直す判断も大切です。

当院では、根管そのものに問題があるのか、それとも神経障害性疼痛・痛覚変調性疼痛など別の要因を考える必要があるのかを可能な限り整理したうえで、治療方針をご説明します。

根管治療や痛みが3か月以上続いている。

それは、原因をもう一度見直すタイミングかもしれません。

長引く痛みほど、「もう一度治療する」前に、なぜ痛いのかを正しく考えることが大切です

 

 

埼玉県行田市坂詰歯科医院(さいたま市、熊谷市、羽生市、加須市、久喜市、蓮田市、鴻巣市、伊奈町市、佐野市、館林市、東松山市、桶川市、古河市市、太田市からも来院)が根管治療、マイクロスコープを使った根管治療(根の治療神経の治療)、VPT 、歯髄温存療法 歯髄切断 穿孔修理、パーフォレーション ラバーダム防湿を解説します。当院は高崎線JR吹上駅からバスで来院できます。 院長の松田は日本顕微鏡歯科学会認定医、歯を抜かないための治療、歯をできる限り抜かない治療、歯を残す治療、歯の神経を抜かない歯髄温存療法、自由診療の根管治療。埼玉県川口市(蕨より)芝樋ノ爪出身です。

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