認定医が行うマイクロスコープ(顕微鏡)治療 埼玉県行田市坂詰歯科
- 根管治療
埼玉県行田市坂詰歯科院の歯科医師の松田です。
先日、日本顕微鏡歯科学会認定医を取得しました。
日本顕微鏡歯科学会認定医は埼玉県でもまだ10名いません。
学会が認定した歯科医師はまだまだ少ない状況です。
今後、日本顕微鏡歯科学会認定医の意味合いは大きくなっていくと思われます。
なぜかというと私が懸念しているのが、
マイクロスコープを使用した治療の質の低下です。
マイクロスコープを所有した歯科院は徐々に増えてきております。
しかし、マイクロスコープを所有はしているものの、
使いこなせる歯科医師がいないという状況が
増えつつあることも感じております。
当院にいらっしゃる患者さんからよく聞くことは、
・マイクロスコープを使用して根管治療しても治療が長引き症状が消えない
など、よく伺います。
マイクロスコープを使用しても、必ずしも治るわけではありません。
しかし、私は治らない場合も、患者さんが納得できる説明ができます。
日本顕微鏡歯科学会が言う顕微鏡マイクロスコープ治療は大きく4つ
①拡大
②照明
③記録
④説明
です。
特に、③④が大切です。
③ができれば、根管治療が治らない理由もほとんどが明確に説明できます。
具体的に言うと、
治療内容は動画で記録し、それを患者さんに見せて説明することを、
学会は推奨しています。私もそうしています。
基本的には、治療動画記録し、患者さんには見せるようにしています。
もし、この文章を見ている方、マイクロスコープを使って、質の高い治療をしてくれる
歯科医院を探しているのであれば、治療動画を見せてくれる歯科医院を選んでもよいかもしれません。
なぜか、
私は、動画を記録し、患者さんに見せるの前提で治療を行っていますので、
治療に手を抜くことが出来ないのです。
その繰り返しが、
マイクロスコープ治療の質やレベルを上げるのです。